「自衛隊関係」の地図記号の由来・意味を写真を地形図などで解説していきます。地図記号の一覧プリントやテスト問題をダウンロードできるページ、地図記号の覚え方ページなど関連記事もたくさん公開してますので、下記よりご覧ください。
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「自衛隊関係」の地図記号の由来・意味
自衛隊の地図記号は、自衛隊法という法律で決められた下記の機関を表しています。
1)陸上自衛隊の方面総監部、師団司令部
2)海上自衛隊の地方総監部
3)航空自衛隊の航空総隊、航空方面隊
少し横道それますが、陸上自衛隊の部隊単位は以下になります。
【陸上自衛隊の単位】
方面隊、師団、旅団、団、連隊、群、大隊、中隊、小隊、班、分隊、組、隊
自衛隊関係の地図記号
自衛隊関係の写真1
自衛隊関係の写真2
航空自衛隊の中部防衛区域にある東京都福生市の横田基地の地図記号をみてみましょう。

千歳基地 地図記号 ※国土地理院ウェブサイトより
由来ですが、昭和初期は陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊で地図記号が分かれていましたが、昭和40年ごろに今の自衛隊関係の地図記号に統一されました。中央の横1本線が少し太いのは、陸上・海上・航空の3隊が統一された象徴と考えます。防衛本庁や防衛大学校などは、この記号を使用せず、官公署の記号を用います。