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「噴火口・噴気口」の地図記号の由来・意味
噴火口・噴気口の地図記号で表しているのは、噴火や噴気をしている場所になります。また、数年間休止していても噴火や噴気が起こると予想される場所にもこの記号を用います。ちなみに噴火口と噴気口の違いは曖昧なようです。ガスのみを噴出する穴は噴気口と一般的にイメージしますが、実際は、ガスのみであっても直径数メートルほどになると噴火口と呼んでることも多いことから地図記号の明確な区分はなされていないのではないでしょうか。

噴火口・噴気口の地図記号

桜島昭和火口

霧島山
十勝岳(北海道)、樽前山(北海道)、有珠山(北海道)、北海道駒ヶ岳(北海道)、浅間山(群馬県・長野県)、伊豆大島(東京都)、三宅島(東京都)、伊豆鳥島(東京都)、阿蘇山(熊本県)、雲仙岳(長崎県)、桜島(鹿児島県)、硫黄島(鹿児島県)、諏訪之瀬島(鹿児島県)

浅間山の噴火口・噴気口記号 ※国土地理院ウェブサイトより
続いて、カルデラを伴う大型の複成火山、熊本の阿蘇山。こちらも頂上付近に噴火口の地図記号が存在してますね。

阿蘇山の噴火口の地図記号 ※国土地理院ウェブサイトより
最後は、鹿児島の桜島。噴火口がたくさんあるようですね。地図記号がいっぱいです。

桜島の噴火口の地図記号 ※国土地理院ウェブサイトより
由来ですが、これはなんとなくわかりますよね。火口から立ち上がる煙ですね。なぜ、横線5本を並べるのか…ひとひねり足りませんね。もう少し噴火口の雰囲気を作れると思うのですが…。類似の記号としては、煙突記号。こちらは横線3本ですね。
そして、温泉なんかは、縦にひらひらと湯気をイメージです。