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元社会科教員がおすすめする将来役立ち地理関連の検定7選

資格

国家資格から雑学的資格まで、就職や受験にも有利

今や日本国内には数多の資格や検定が存在しています。

自分磨きといううたい文句で金もうけに走る姿勢には批判もありますが、自分の趣味や続けてきたことが統一の物差しで測れるというのは面白いですよね。また、簿記やTOEIC、それに加え教員採用などの公務員関係の国家資格は大学生の頃から、将来の就職のために熱心に勉強をする人も多いかと思います。

実はあまり知られていないのですが、旅行好きな人にピッタリの国家資格も存在します。観光業界を目指す学生には必須の資格とも言われる「旅行業務取扱管理者試験」ですが、誰でも受験することが出来、自分の趣味を国家資格に活かせる比較的敷居の低い資格となっています。

いきなり国家資格は・・・という人には、その他にも地理や観光地等について問う様々な民間資格が用意されており、単なる雑学の蓄積ではなく、中高大の各受験にも通用する総合的な知識を養う検定になっています。旅行好きなら、是非チャレンジしたい地理関連の検定7つ紹介します。

地理関連の検定7つまとめ

地理や観光に関連した検定の有名なところとしては以下の7つが挙げられます。掲載順序は筆者が独自におススメ順にランキングしています。似たような名称の検定が並びますが、それぞれ性格や内容が異なりますので、自分にマッチしたものを選んでください。

① 国内旅行業務取扱管理者

地理、観光系資格の王道とも言える「国内旅行業務取扱管理者試験」

観光業界で使える国家資格。旅行会社や鉄道会社などへの就職時に有利です。しっかり勉強すれば学生でも取得することが出来るため、就職活動前に取得しておきたい資格です。

単に日本国内の観光地を知っているだけでは合格は出来ず、旅行業法や約款に精通している必要があります。全3科目で試験が実施されます。

試験日 年1回(9月)
受験料 5800円
合格率 40%弱
合格基準点 各科目60%以上

観光庁長官によるれっきとした国家資格であり、国内旅行を扱う旅行代理店などの店舗では、必ず1名この資格を有するスタッフを置かなければならないと義務付けられています。

試験は「旅行業法」「各種約款」「国内旅行実務」の3科目に分けられており、鉄道の運賃計算や国内観光地の知識などは「国内旅行実務」の科目に含まれており、コアな旅行好きならばさほど勉強しなくとも合格は出来ます。

しかし、「旅行業法」や「各種約款」については、真剣に勉強しないとなかなか合格は難しいです。

なお、一部科目のみ合格点に達している場合、翌年の試験ではその部分は免除となりますので、一度受験して不合格だった場合は、不合格の科目を集中して勉強することも可能です。

② 総合旅行業務取扱管理者

真の旅行好きが目指すべきゴールとも言える「総合旅行業務取扱管理者試験」

国内旅行業務取扱管理者はあくまでも、国内旅行を販売する旅行代理店に必要な人材ですが、海外旅行を扱うことは出来ません。海外旅行を扱うためには、この総合旅行取扱管理者が必要です。

世界中の観光地、英文、エアラインの運賃計算の仕組みにも精通している必要があり、難易度は高めです。受験者の多くは実務経験者です。全4科目で試験が実施されます。

試験日 年1回(10月)
受験料 6500円 
合格率 10%前後
合格基準点 各科目60%以上

これも観光庁長官による国家資格で、国内外の旅行商品を扱う旅行代理店などの店舗では、必ず1名この資格を有するスタッフを置かねばならないと義務付けられています。海外旅行ブームが到来した80年~90年代には、旅行会社の代理店もどんどん増えてゆき、非常に人気の高い資格となっていました。

試験科目は「旅行業法」「国内旅行実務」「各種約款」「海外旅行実務」の4つで、「国内旅行業務取扱管理者試験」に合格している場合、前の2科目は免除されます。

「海外旅行実務」では、世界の観光地に関する問題のみならず、航空運賃の計算や通関や入国審査、各国の査証に関する問題、さらには空港や航空会社コード、英文の読解問題まであり、難易度はかなり高いです。

この資格を取ったあなたは旅行のプロです。

③ 旅行地理検定

JTBが主催する民間の検定『旅行地理検定』

日本国内外の観光地理に関する検定です。旅行業務取扱管理者の事前勉強や、それが少し難しいので、とりあえず旅行地理検定を取っておくという学生が多くいます。

特に旅行地理検定(国内)は日本人ならば知ってもらいたい有名どころばかりですので、何か学生のうちに資格が欲しいという人にもおすすめですが、やや趣味の資格としてみられがちです。

受験料 年2回(6・12月)
試験日 初級3000円 中級4000円 (いずれもインターネット受験の場合) 
合格率 40%~50%程度 初級・中級の場合
合格基準点 75%以上(インターネット受験の場合)

「旅行業務取扱管理者試験」から、旅行業法や各種約款の部分を除いた、単純に国内の観光地や旅行に関するものを問う検定です。ですので、「旅行業務取扱管理者試験」を受ける前段階として受験する人も多いようですが、旅行好きなら知っていて当然という問題も多く、個人的には二度手間だなと思っています。

ただし、まだ日本全国を巡ったことがないという人にはこの「旅行地理検定」はおススメです。

また、試験種別は国内地理と海外地理に分けられており、海外が苦手という人は、海外地理だけ受験するというのも手です。オンライン受験も出来るので気軽に受験できます。まずはレベル判定テストで実力を測って受験級を決めましょう。

④ 世界遺産検定

世界遺産好きなら取っておきたい検定『世界遺産検定』

日本国内外の世界遺産についての知識を問う検定です。旅行地理検定とどちらを受ければいいか迷うと言う声もよく聞きますが、「国内旅行業務取扱管理者」を受けるつもりがあるなら「旅行地理検定」を、そうでないならば「世界遺産検定」と考えています。

世間的には世界遺産検定の方が広く知られており、大学受験などでで一定の考慮が為される他、旅行会社の就職時にも若干有利に働くと言われています。 

試験日 年4回(例年3・7・9・12月)
受験料 4級3500円、3級4900円
合格率 80%程度(3・4級の場合)
合格基準点 60%以上

日本を含むユネスコに登録された世界の自然、文化遺産に関することがらが出題されます。

文部科学省後援で、マイナビが運営しています。世界遺産に絞った検定ということで、どちらかというと雑学検定に近いような印象を持ちますが、国内と海外の遺産がまんべんなく出題される(受験級が上がると海外の比率が上がります)ため、お子さまの世界地理教育の一環として使えるのではないでしょうか。

また、上位級保持の場合、旅行会社に就職希望の際など、アピールポイントになるようです。世界遺産好きなら取っておきたい検定です。

⑤ 地図地理検定

受験勉強レベルでの地理が得意という人にうってつけの検定『地図地理検定』

小中学生や高校生に是非取得してもらいたい検定です。受験勉強レベルでの地理が得意という人にうってつけの検定となっています。実際の受験勉強の一環として、また面接でのアピールポイントづくりとしておススメです。

試験日 年2回(6・12月)
受験料 3000円(「一般」の場合)
合格率 60%程度(「一般」の場合)
合格基準点 60%以上

実務的な観光地理ではなく、地図の読み方や、地図から景観や自然を予測するなど、より学問的な地理の検定です。

日本地図センターと国土地理協会が共同で実施しています。級は「一般」と「専門」の2種類のみで、「一般」は小中高等学校学習指導要領、過去のセンター試験地理Aなどを参考に作られており、私立中学受験を目指す小学生にもピッタリです。

「専門」は高等学校学習指導要領、過去のセンター試験地理B、国公立二次試験などを参考に作られており、地図好きな中高校生や大学生以上が対象になっています。

地図の検定といっても、単に地図記号の暗記や等高線の読み取りだけではなく、社会文化、自然環境、世界地理まで範囲は幅広いです。時事問題や歴史に絡めた問題も出題されており、お子さまの地理学習の一環としておススメです。過去問題はホームページで確認出来ますので、これを活用してみるのもいいでしょう。

⑥ 運転地理検定

 タクシーや観光バスなど、車の運転を専門に扱う人向けの特殊な検定『運転地理検定』

ドライバー志望者や運転技術をさらに向上させたい人向けの検定です。現在のところ、都心を中心とした首都圏エリアがカバーされています。

試験日 年6回(1・3・4・6・8・10月)
受験料 3000円
合格率 非公開
合格基準点 70%以上

ここに紹介する他の検定とは一線を画す、運転地理検定協会による検定です。

タクシーや観光バスなど、車の運転を専門に扱う人向けの特殊な検定です。運転者の地位向上、雇用の安定、交通事故の防止、経済運行による省エネへの寄与などを目的として誕生した検定制度と紹介されていますが、主に都内の道路交通に特化した出題がなされ、交差点の名称、トンネル、また新しく出来た高速道路やその出口など、出題は常にアップデートを続けています。

いくら地図好きでも、一般人にとってはなかなか難しい検定と言えます。

⑦ 全国観光特産検定

日本観光文化協会による、ご当地名産品や特産品、伝統文化、祭、行事、工芸に特化した面白い検定

日本各地のご当地グルメや祭り、文化、名産・特産品についての知識を問う検定です。旅行といっても、特に地域のウンチクが勝たれるようなコアな旅行好き向けです。検定料が高く、さらに資格登録料が別途かかるという割には効用は少なく、あくまでも自己満足な資格と言えそうです。

試験日 年2回(6・11月)
受験料 4級・3級 5500円 (学生3300円)
合格率 85%程度(3級)
合格基準点 非公開

国内旅行好きにはなかなかやりがいがあるのではないでしょうか。検定に合格しすると「観光特産士」としての称号を得ることが出来、地域づくりや町おこしが出来る貴重な人財として、活躍することも期待されています。

4級から1級までにわけられていますので、入門者の人も挑戦可能。まさに観光を楽しむ気分で勉強が出来ますので、日本地理学習の取っ掛かりとするのも良いのではないでしょうか。

学校紹介

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