日本における人口は令和3年1月1日現在の時点で約1億2557万人であり、2008年をピークに徐々に減少してきています。これは世界的に見ると第10位にあたり、約14億3565万人の人口を誇る第1位の中国と比べると、10億人以上もの差があることが分かります。
国内においては近年、東京などの大都市への人口集中が問題視される一方で、都会の喧騒から離れた場所を求めて地方へ移住する人も増えているとも言われています。いったい各都道府県にはどのくらいの人々が暮らしているのでしょうか。
このサイトでは、各都道府県の人口ランキングを紹介します。あなたの住んでいる都道府県は何位にランクインしているか、ぜひチェックしてみてくださいね。
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都道府県 人口ランキング
それでは早速、都道府県の人口ランキングを見ていきましょう。このランキングは、令和2年10月1日現在のデータになります。あなたの住んでいる都道府県は何位でしたか?
(https://uub.jp/rnk/p_j.htmlより引用)
上位には関東勢が多くランクイン
第1位には当然、首都である東京都がランクインしました。その人口は1300万人以上で、なんとこれは日本の全人口の約11%に相当し、日本に在住している人の10人に1人は東京都に住んでいることになります。
続いて1位と約470万人差で、第2位が神奈川県でした。東京都の隣に位置し、横浜市や川崎市などの大都市を擁する神奈川県でも、東京都とはこれだけ人口の差があるというのは驚きですね。2位以降のランキングは、関西屈指の大都市である大阪府が第3位に、大阪と東京の中間地点として工業も盛んな愛知県が第4位にランクインしました。
このように上位から順に見ていくと、10位までに関東地方の都道府県が4県(東京都、横浜県、埼玉県、千葉県)もランクインしていることが分かります。また、残りの茨城県(11位)、栃木県(18位)、群馬県(19位)も比較的上位にランクインしています。関西地方の都道府県も上位にランクインしてはいますが、関東地方と比べるとそれほどでもありません。
その要因としてはやはり、東京都の影響が大きいのだと思います。
東京都は世界中の都市の経済や居住環境について調査を行った「世界都市ランキング」において、5年連続3位を獲得しています。世界中の人々が憧れる東京都と、その周辺の都道府県に多くの人々が集まるというのは納得ですね。
東北、山陰、四国は人口減少が止まらない
世界有数の大都市である東京を擁する関東地方とは対照的に、東北、山陰、四国などの地方都市はランキングでも下位を占めており、厳しい人口減少に見舞われています。中でも最下位の鳥取県は、同じく山陰地方で46位の島根県より10万人以上も人口が少ない状況です。また、鳥取県の人口減少は今後も加速すると考えられており、このままのペースで行くと2035年には50万人を下回ると計算されています。
山陰地方と同様に、東北地方や四国地方も年々人口が減少し続けています。これらの人口減少の主な原因は、出生率の低下、若年層の就職や進学に伴う県外流出などが挙げられます。地方都市には企業や大学が少ないため、働き口を求めて多くの若者が都市圏に移住してしまうのが現状です。
都道府県ランキング
47都道県のランキング一覧や決め方をまとめました。皆さんがお住いの都道府県は何位でしょう?
第一位はどこでしょう? 参考にしてください。
まとめ
都道府県の人口ランキング、いかがだったでしょうか。皆さんが思っている以上に人口分布の二極化は進んでおり、仕事の少ない地方都市はどんどん人口が減少していっています。
しかし、地方都市にも魅力はたくさんあり、最近では大都市から移住する人々も増えてきています。そんな移住する人々を支援する活動も盛んに行われており、全国各地の自治体で子育てや仕事をはじめとした移住に関わる問題を支援する体制が整っています。都会の喧騒に疲れてしまった人や、自然豊かな環境で子育てに励みたい人は、ぜひ地方への移住を考えてみてくださいね。