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旅のバイブル、時刻表。今こそ時刻表をもって出かけよう!!

路線図 鉄道 信号 時刻表

旅はプランニングしているときから始まっているのです

皆さんは時刻表を読んだことはありますか?

 

昔なら、会社に一冊、学校に一冊、家庭に一冊というくらい身近なものであった時刻表も、近年ではナビゲーションアプリにおされ、発行部数も低迷の一途をたどっています。かつては毎月200万部が発行されていたJTB時刻表も、現在は十数万部程度と10分の1以下に減少しています。しかし、それでも毎月10万部が売れているということは、出版不況の中において十分健闘しているということを表しています。つまり、それは時刻表が旅行者にとって、無くてはならないものだからです。

 

確かにアプリは瞬時に経路が検索されて便利ですが、あくまでも点と点を結ぶだけ。旅行のように目的地の到着時刻から逆算してあれこれと様々巡りたいとき、需要なのは前後の列車の接続関係や、乗っている列車の停車駅などが、パッと見でわかることが出来るのは、紙の時刻表だけです。

 

そしてなにより、旅好きの人なら誰でも認めることがもう一つ。そう、旅は旅に出る前が一番楽しい。時刻表をめくりめくり、ああしよう、こうしようと思いを巡らせること、その時間こそが至福なのです。コロナ禍の影響で外に出ることもままならない中ですが、時刻表が家にあれば、旅に出たつもりにもなれる、そんな魔法のような一冊なのです。ここでは、時刻表とは何なのか。どの時刻表を買うべきなのか、紹介します。

 

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時刻表って、何が書いてあるの?

時刻表と聞いて、ただ鉄道の時刻だけが書かれている書籍と思っている人が多いかもしれません。時刻表を読んで楽しいのかとも思うでしょう。確かに大半は全国のJRの時刻が掲載されているのは事実です。

 

 

しかし、それだけではありません。大型の時刻表ならば、飛行機、船、バスと言ったあらゆる交通機関の時刻が掲載されている他、宿の連絡先など、旅に関わる全ての情報が満載されています。何と重さは1㎏弱、別名、旅のバイブルです。これさえあれば、日本全国どこでも行けるのです。

具体的に時刻表の中身を見てみる

では、実際にどのようなことが書かれているのか、実際に中身を見てみましょう。時刻表の出版会社や大きさ(大型版か小型版か)によって、多少異なりますが、おおよそ以下の順で掲載されています。

 

オーソドックスな大型版の時刻表の場合・・・
A 巻頭カラー特集
 索引地図(路線図)
 主な駅の構内図
B 今月のトピックス(ダイヤ改正情報や季節の臨時列車など)
 お得なきっぷ
C 新幹線の時刻表
 在来線特急の時刻表
D JR・第三セクター在来線の時刻表
 大阪・東京の特定電車区間の時刻表(主に始発・終電・主要駅のみ掲載)
E 会社線(私鉄)の時刻表(主に始発・終電・主要駅のみ掲載、有料特急などは全列車掲載)
 都市間バス・夜行バス・フェリーの時刻表
F 国内線・国際線航空営業案内
 国内線・国際線航空時刻表
 都市・空港コード一覧
G JR営業規則

と、だいたいこのような感じになっています。最もボリュームが大きいのは当然、C・Dの部分で、これだけで数百ページが割かれています。時刻表には必ず注意書きで「時刻表は毎月変化しています。ご旅行の際にはその月の時刻表をお買い求め下さい」と書かれています。しかし、実際に大きく変わるのは、毎年1~2回実施されるダイヤ改正のとき、また春夏秋冬の臨時列車がそれぞれ発表されたときくらいです。

 

もちろん、細かい部分で、例えば工事が実施されるなどで、運休列車や時刻変更が発生するとき、また臨時列車の追加運転や、取りやめがありますので、確かに毎月中身は変化していますが、本当に細かい部分になります。ですので、時刻表が好きな人でも、春夏秋冬の臨時列車が掲載されたとき、またダイヤ改正が行われたとき以外には買わないという人も多いです。

 

毎月変わるのは、巻頭カラーページの特集で、おススメ観光地や、新型車両の紹介など、旬の話題を提供しています。ほんの数ページの特集ですが、だからこそ、訴求力のあるグラビアになっており、人々の旅情を書き立てます。私が意外に使えるなと思うのはEの夜行バスやフェリーの時刻で、夜行列車ほとんどなくなってしまった今、このように安く長距離を移動できる手段も、一覧で見ることが出来るのは非常に助かります。

 

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JTB時刻表、JR時刻表、どっちを買うべき?

現在市販されている時刻表は、JTBが発行するJTB時刻表と、交通新聞社が発行するJR時刻表に大きく分けられます。古くから、JTB派とJR派に分かれ、どちらが便利かとしばしばネタにされてきましたが、旅行者からの指示が圧倒的に高いのはJTB時刻表です。私も、ずっとJTB時刻表を使っています。

時刻表の歴史

日本で一番最初に時刻表が発刊されたのは1925年(大正)です。このとき発行された時刻表は、その後、「国鉄監修 交通公社の時刻表」、そして「JTB時刻表」へと名前を変えて今に至っています。つまり、日本で長い歴史を持つ時刻表はJTB時刻表なのです。JTBと言えば、言わずと知れた旅行会社です。ですから、当然、旅行者目線で紙面が作られていると言うのも頷けます。

 

一方のJR時刻表ですが、1963年(昭和38)発行と、比較的新しくなっています。しかし、面白いのは交通公社(JTB)の時刻表が国鉄監修という、いわば国鉄の公式時刻表だったものが、JRに引き継がれなかったことです。現在、JRの各駅の窓口に常備されている時刻表は交通新聞社のJR時刻表です。現在、交通新聞社は、JR各社の時刻データを取りまとめる唯一の機関で、交通新聞社の筆頭株主がJR各社になっていることからも、もはや関連会社とも言える交通新聞社の時刻表を公式時刻表として採用しているという背景があるのではないでしょうか。

この2つの時刻表、何が違うのか

列車の時刻を扱っているわけですから、内容が異なっていては困ります。当然、実際の中身はどちらも変わりません。最大の違いは各路線の掲載順序にあります。これが、JTB派、交通新聞社派を分ける結果になっています。

 

JTB時刻表は新幹線、特急の時刻のページの後、在来線は東海道線から始まります。東海道線は東京から神戸を結び、そのまま山陽線に入り、下関まで至るわけですが、JTB時刻表では東京から下関までの時刻表ページが連続しているのです。ですから、いちいち検索ページに戻らなくても、乗り継ぎ列車を調べるのが簡単です。
交通新聞社の時刻表では、在来線ページが東海道線から始まるのは変わりませんが、最初に掲載されているには東京から熱海までで、その後、相模線など別の線区を挟んだのち、再び東海道線に戻ります。これが何度か繰り返され、ようやく下関に至ることが出来るのです。

東海道線に限らず、本線と呼ばれるような各線は、どこもこのように交通新聞社の時刻表ではブツ切りになってしまっています。どうしてこのようなことが起こるのでしょうか?これは、交通新聞社の時刻表の本来の役目がJRの業務用であるからです(駅員などが使っている)。ご存じの通り、JRは旅客6社に分かれ、さらにその中でも各支社に細かく分割されています。つまり、交通新聞社の時刻表は、各エリア内の乗り継ぎなどを見やすくするために、JR各社、また各支社の境で、各線がブツ切りにされてしまっているのです。

 

これが、旅行者に使いにくいと言われる最大の要因です。

 

それ以外にも、交通新聞社の時刻表では、会社線(私鉄)の時刻や、航空時刻が一部省略されていたり、一方、JTB時刻表では新幹線や特急に充当される車両の形式名や、それら列車の編成表まで掲載されていたりと、わずかな差ではありながら、情報量が多いのもJTB時刻表なのです。新幹線や特急ではなく、青春18きっぷなどを使い、列車を乗り継ぎ乗り継ぎ旅を進めていく人には、断然JTB時刻表をお勧めします。

旅に携帯するなら、便利な小型時刻表も

また、各社は持ち運びに便利な小型の時刻表も発売していますので、チェックしてみましょう。私はJTB派と先ほど書きましたが、実は小型版は長らく交通新聞社の「コンパス時刻表」を使っていました。何故なら、小型版ながら、全国全駅、全列車が掲載されていたからです。一方のJTB時刻表の小型版は、かつて「JTB携帯時刻表」として発売されていましたが、主要駅のみの掲載、さらに臨時列車は座席指定車を連結する列車のみ掲載であったため、使い勝手が悪かったのです。

 

しかし、JTB派にも朗報が入りました。2012年3月から、「JTB小さな時刻表」が、大型のJTB時刻表をそのまま縮小したスタイルとして、2012年10月から発売を開始しました。ただ、これには難点があり、大型のものを縮小しているだけであるため、字が極端に小さいと言う点です。ですから、小さい字が読みにくいという人にはコンパス時刻表をお勧めします。なお、交通新聞社からは、これとは別に「全国小型時刻表」が発売されていますが、これも主要駅のみの掲載で、旅行には役立ちませんので、注意しましょう。なお、特急などの車掌が持っている時刻表はこれです。

 

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まとめ

単に時刻表と言っても、奥が深いと言うことがわかってもらえましたでしょうか。時刻表は書店の旅行雑誌コーナーなどで、目につきやすいところに置かれています。まだ時刻表を買ったことが無いという人、是非この機会に買ってみて下さい。自分だけのオリジナル旅行ルートを作ってみて下さい。

 

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